以前、Indeedから求人情報のスクレイピングする方法を紹介しました。今回はOctoparseを使って、日本最大級の転職求人サイト「リクナビNEXT」から求人情報をスクレイピングしようと思います。「リクナビNEXT」はベテラン経験者から若手未経験者まで、550万人以上の転職希望者が利用している、実績ある転職サイトです。この例を通じて、「リクナビNEXT」上の求人情報を一括収集して、仕事を探している方にお役に立てれば何よりです。
このチュートリアルで次のURLを例として使います。
https://next.rikunabi.com/lst/?leadtc=top_jbmodal_submit&__m=1
(ご注意:「リクナビNEXT」サイトで予め職種と勤務地を選択しても、その特定のURLを新しいページで開くなら、絞る条件が無効にあります。ですから、職種と勤務地を入力する必要があります。この度入力する方法を割愛します。入力する方法をご覧ください。また、「リクナビNEXT」のテンプレートも用意しておりますから、ご参考ください。)
以下はチュートリアルの主な手順です。[デモファイルをダウンロードする
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1)「Webページを開く」 - 内蔵ブラウザで対象のWebページを開く
2)「ページネーション」 - 複数のページからデータを取得する
3)「ループアイテム」 - 詳細ページに入るループを作る
4)「データを抽出する」 - 抽出したいデータを選択する
5)「データカスタマイズ」 - データを再フォーマットする
6)「抽出開始」 - データ取得のタスクを実行する
1) 「Webページを開く」 - 内蔵ブラウザで対象のWebページを開く
- 「カスタマイズモード」を選択し、新規タスクを作ります。
- URLを入力して「URLを保存する」をクリックします。
そうすると、ページが内蔵ブラウザで開られます。

2) 「ページネーション」 - 複数のページからデータを取得する
- ページ読み込み後、ページの下にある「> 」ボタンをクリックします。「操作ヒント」にある「単一要素をクリックする」を選択します
そうすると、2番目のページに入っています。
3)「ループアイテム」 - 詳細ページに入るループを作る
- 今は2番目のページですから、念の為に、「Webページを開く」、「ページネーション」をクリックして1番目に戻ります。
- 一番目の仕事のタイトルをクリックすると、Octoparseは同じページに残るタイトルを自動的に識別します。
- 「操作ヒント」にある「すべて選択」をクリックします。
- 「各URLをループクリップする」をクリックします。
そうすると、一番目の詳細ページに入ります。

4)「データを抽出する」 - 抽出したいデータを選択する
- 「求人情報」をクリックして、「操作ヒント」パネルから「要素をクリックする」を選択して、詳細の求人情報が出てきます。

- 必要なデータをクリックし、「操作ヒント」にある「データを抽出する」を選択します。
- 必要に応じて、フィールド名を編集します。

5) 「データカスタマイズ」 - データを再フォーマットする
場合によっては、必要なデータが不要な文字列と一緒になることがあります。たとえば、会社名を抽出したいですが、それをクリックして横にある「企業ページ」も一緒に抽出されます。この場合、まずすべてを抽出し、不要な文字列を削除するために抽出したデータを再フォーマットする必要があります。
- 「会社名」データを選択し、「データフィールドをカスタマイズする」
をクリックします。
- 「抽出データを再フォーマットする」と「ステップを追加する」を選択し、「置き換える」をクリックします。
- 「置き換える」に 「 企業ページ」を入力、「計算する」をクリックします。
- 「OK」をクリックします。

6)「抽出開始」 - データ取得のタスクを実行する
- 「保存する」をクリックします。
- 「抽出開始」をクリックします。

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