Amazonの画像検索を試したことがある人なら、「スマホでは簡単にできるのに、PCではやり方がわからない」「撮影してもうまく商品が見つからない」といった経験があるはずです。Amazonの画像検索には、実はバーコードスキャン・Amazon Lens・Circle to Searchという3つの異なる方式があり、さらにPCで使う場合は公式サイトとは別の手段が必要になります。
この記事では、それぞれの具体的なやり方から、各方法のメリット・デメリット比較、検索できないときの原因と対処法、そして画像検索で見つけた商品を大量に調査したいときにOctoparseで商品情報・画像・レビューなどのをまとめて収集する方法まで、実際に検証した内容をもとに解説します。
Amazon画像検索とは?
Amazonの画像検索は、正式には「Amazon Lens」という機能名で、スマホのAmazonショッピングアプリに標準搭載されています。商品を撮影またはアップロードするだけでAIが画像を解析し、同じ商品や似た商品を探し出してくれる仕組みです。Amazon自身の発表によると、Amazon Lensの利用者数はこの1年で50%以上増加し、写真を使った検索件数は2倍以上に伸びているとのことで、テキスト検索と並ぶ商品の探し方として定着しつつあります。
ひとくちに「画像検索」と言っても、実際には次の3つの方式があり、それぞれ得意な場面が異なります。
- バーコードスキャン:商品パッケージのバーコードを読み取り、まったく同じ商品のページへ直接ジャンプする
- Amazon Lens(カメラ・画像アップロード):撮影した写真や保存済みの画像から、同一・類似商品を探す
- Circle to Search:1枚の画像に複数の商品が写っているとき、探したい商品だけを指で囲んで絞り込む
次の部分から、それぞれの具体的なやり方を見ていきましょう。
スマホアプリでAmazon画像を検索する
Amazon画像検索は基本的にスマホアプリ向けの機能です。iPhone・Androidとも、Amazonショッピングアプリをインストールしていれば、次の3つの方法がすべて使えます。
方法1:バーコードスキャンでAmazon画像を検索する
手元に商品の実物があり、まったく同じ商品をAmazonで探したい場合に最も確実な方法です。
- Amazonショッピングアプリを開き、検索バーのカメラアイコンをタップする
- カメラ画面の下部にあるメニューから「バーコード」を選択する
- 商品パッケージのバーコードがカメラ枠内に収まるようにかざす
- バーコードを認識すると、自動的に該当商品のAmazon商品ページが表示される
スーパーやドラッグストアで「この商品、Amazonの方が安いかも」と価格を比較したいときや、リピート購入したい商品をすばやく再検索したいときに便利です。
方法2:Amazon Lensを使ってAmazon画像を検索する
名前や型番がわからない商品を、見た目だけから探したいときに使う、もっとも基本的な画像検索方法です。
- Amazonショッピングアプリを開き、検索バーのカメラ(レンズ)アイコンをタップする
- その場で商品を撮影するか、すでに保存してある写真を使う場合は「アップロード」を選ぶ
- Amazonのアプリが画像を解析し、数秒ほどで一致・類似商品の一覧が表示される
- 必要に応じて、価格帯・Prime対応・評価などの絞り込みフィルターで候補を絞り込む
SNSやブログで見かけた気になる商品のスクリーンショットを使う場合も、この方法で検索できます。
方法3:Circle to SearchでAmazon画像を検索する
1枚の写真に複数の商品が写り込んでいて、そのうちの特定の一つだけを検索したい、というときに便利な機能です。Amazon Lensの画像アップロード機能に統合された比較的新しい機能で、Amazon公式もこの1年で写真検索の利用が大きく伸びている要因の一つとして紹介しています。
- Amazon Lensで画像をアップロードする(方法2と同じ手順)
- 画像が表示されたら、検索したい商品の部分だけを指でなぞって丸く囲む
- 囲んだ範囲だけを対象に、Amazonが該当・類似商品を検索して一覧表示する
例えば、部屋全体が写ったインテリア写真から「このランプだけ」を探したい場合など、画像全体ではなく特定の一部分だけをピンポイントで検索したいときに役立つ方法です。
関連記事:Amazonから製品データ取得する3つの方法を紹介!
パソコン(PC)でAmazon画像を検索する方法は?
結論から言うと、Amazon公式サイトのPC版(ブラウザ版)には、Amazon Lensのようなネイティブの画像検索機能は用意されていません。これはバグや不具合ではなく、現状の仕様です。「PCのAmazonで画像検索ボタンが見当たらない」と感じた場合、多くはこの仕様の問題であり、故障を疑って設定をあれこれ触る必要はありません。とはいえ、PCから画像を使ってAmazon商品を探す方法が全くないわけではなく、次の2つが現実的な選択肢になります。
方法1:ブラウザー拡張機能でAmazon画像を検索する
Chromeウェブストアには「Amazonで画像検索」「Amazonの画像で検索」といった名称の拡張機能が複数公開されており、多くはFirefox・Edge・Operaなど主要ブラウザにも対応しています。
- Chromeウェブストアで拡張機能をインストールし、ブラウザに追加する
- Amazonで探したい商品が写っているWebページを開く
- 画像の上で右クリックし、「Amazonで検索」のようなメニューを選択する
- 拡張機能が画像を解析サーバーへ送信し、類似・一致するAmazon商品の候補が新しいタブで表示される
ここで知っておきたいのは、これらの拡張機能はAmazon公式のAmazon Lensとは別物で、多くが独自のサーバー・アルゴリズムで画像を解析しているという点です。
精度はAmazon純正のAmazon Lensに及ばないこともあり、また画像を外部サーバーにアップロードする仕組み上、機密性の高い画像や個人が写り込んだ画像のアップロードは避けたほうが無難です。導入前にレビュー件数や評価、開発元情報を確認する習慣をつけておくと安心です。
方法2:Google Lensを経由してアマゾン画像を検索する
拡張機能をインストールしたくない場合の代替手段です。Amazon専用ではないため精度にはばらつきがありますが、追加インストールなしですぐに試せる手軽さがあります。
- 検索したい商品の画像を右クリックし、「Googleレンズで画像を検索」を選択する(またはGoogle Lensのサイトに画像をアップロードする)
- Google Lensが画像を解析し、類似商品やショッピング候補の一覧を表示する
- 表示された候補の中からAmazonの商品ページへのリンクをクリックする
Googleの画像データベース全体から検索するため、Amazon以外のショップの候補も混在します。Amazonの商品だけに絞りたい場合は、検索結果の中からAmazonのリンクを探す一手間が必要です。
関連記事:Amazon(アマゾン)はスクレイピング禁止?違法性や注意点を詳しく解説
Amazon画像を検索する各方法を徹底比較
ここまで紹介した5つの方法を、実際に使う場面を基準に比較すると、次のようになります。
| 方法 | 対応デバイス | 必要なもの | 精度 | こんな場面に向いている |
|---|---|---|---|---|
| バーコードスキャン | スマホアプリ | 商品の実物 | 非常に高い(同一商品を特定) | 同じ商品をAmazonで再購入・価格比較したいとき |
| Amazon Lens(撮影・アップロード) | スマホアプリ | 撮影した写真または保存画像 | 高い(Amazon純正AI) | 名前がわからない商品を見た目から探したいとき |
| Circle to Search | スマホアプリ(Amazon Lens内) | 複数商品が写った画像 | 高い(対象を絞り込める分、精度が上がる) | 1枚の画像から特定の商品だけを探したいとき |
| ブラウザー拡張機能 | PC(対応ブラウザ) | 拡張機能のインストール | 中(拡張機能ごとに差がある) | PCで作業しながら画像から商品を探したいとき |
| Google Lens経由 | PC・スマホ両方 | 特になし(追加インストール不要) | 中(Amazon以外の候補も混在) | 拡張機能を入れたくない、すぐに試したいとき |
普段づかいであればスマホのAmazon Lensが最も精度が高く手軽ですが、PCで作業中に画像から商品を探したい場合は、拡張機能かGoogle Lens経由の方法を状況に応じて使い分けるとよいでしょう。
Amazon画像を検索できない時の原因と対処法
「反応しない」「候補が出てこない」と感じたときは、以下の項目を順番に確認してみてください。
| 症状・原因 | 確認ポイント | 対処法 |
|---|---|---|
| カメラが起動しない・フリーズする | アプリのバージョンが古くないか | App Store/Google Playで最新版に更新する |
| 「オフラインです」と表示される | 通信環境が不安定になっていないか | Wi-Fiやモバイル通信の接続状況を確認し、再接続する |
| 候補が何も表示されない・的外れな結果になる | 画像がぼやけている、または商品全体が写っていない | 明るい場所で商品全体がフレームに収まるよう撮り直す |
| 特定の商品だけ見つからない | そもそもAmazonで取り扱いのない商品ではないか | 視覚検索はAmazonが扱う商品カタログの範囲でしか一致しない仕様のため、限定品・海外専売品などは類似商品の表示にとどまる |
| PCのAmazonサイトで画像検索の項目が見当たらない | そもそもPC版に画像検索機能自体が搭載されていない | 前述のブラウザー拡張機能かGoogle Lens経由の方法を使う |
| Circle to Searchで囲んだのに反応しない | 囲む範囲が小さすぎる、または複数の商品が重なっている | 対象物の輪郭に沿って、少し大きめに囲み直す |
Octoparseで検索した大量の商品情報と画像を一括スクレイピングする
Amazon画像検索は、画像から対象商品を見つける際には便利な方法ですが、競合調査や市場分析を目的とする場合、複数の商品ページを一つずつ開いて情報や画像を集めていくのは、想像以上に時間がかかる作業です。
例えば類似商品が20件表示されたとして、それぞれの商品名・価格・レビュー数・評価・商品画像を手作業で保存・転記していくと、1件あたり数分としても軽く1時間を超えてきます。
こうした場面で選択肢になるのが、Webスクレイピングツールを使ってAmazonの商品ページから必要な情報と画像をまとめて自動取得する方法です。画像検索そのものを代替するわけではなく、画像検索で見つけた商品群を効率よく調査・分析するための、いわば「次の工程」を担うツールという位置づけになります。ノーコードで使えるツールの一つがOctoparseです。
Octoparseとは
Octoparseは、プログラミングの知識がなくても、クリック操作だけでWebサイトから必要なデータを収集できるツールです。Amazonのようにページ数が多く、商品ページごとに情報を確認する必要があるサイトと相性がよく、テキスト情報だけでなく商品画像もまとめて収集できるのが特徴です。またOctoparseは今MCP機能もあるので、ChatGPT、Claude、Cursorなどの AI アシスタントに接続し、自然言語だけでアマゾンのデータを自動的に収集し、分析できます。これは競合分析にしても市場調査にしても最も効率的だと言えるでしょう。
- ノーコードでAmazonの商品データを取得できる(Python等のスキルは不要)
- 商品ページから商品名、価格、レビュー数、評価、商品URLなどの項目をまとめて抽出できる
- 商品画像のURLを一括取得し、画像ファイルとしてまとめてダウンロードすることも可能
- 複数商品の一括収集に対応しており、画像検索で見つかった候補群をまとめて比較・分析できる
- JavaScriptで動的に表示されるページにも対応しており、手作業でのコピー&ペーストを減らせる
- スケジュール機能を使えば、価格や在庫状況の定期モニタリングにも活用できる
Octoparseを使ったAmazon商品情報・画像の収集手順

Step1:Octoparseにログインする
Octoparseにログインし、Amazon向けのテンプレートを選択する。ここでは、テンプレート「Amazon Japan 商品検索」を使います。

Step2:テンプレートに取得したいデータを入力
テンプレートでAmazonの商品ページのURLまたはキーワードなどを入力する

Step3:データの取得を実行
「実行」をクリックして、データの収集を開始します。
Step4:取得したデータを確認しエクスポートする
データの収集が終わった後、データを詳しく確認し、もし問題がなければExcel・CSV・Google Sheetsなど使いやすい形式でデータをエクスポートする。ここではただ18sで49件の商品情報を抽出しました。

継続的に商品の情報を追いたい場合は、スケジュール実行を設定して定期取得に切り替えることもできます。
アマゾンテンプレート一覧:
https://www.octoparse.jp/template/amazon-japan-product-scraper
https://www.octoparse.jp/template/amazon-jp-review-details-scraper
https://www.octoparse.jp/template/amazon-japan-scraper-by-asin
競合情報も営業リストも、ウェブデータをそのままExcel・CSV・Google Sheetsに出力
コード不要、誰でも今日から。クリック操作だけで必要な項目を自動抽出
Google Maps・食べログ・iタウンページ向けテンプレートで、リード獲得をすぐに開始
クラウドで毎日・毎週自動実行。大量取得でも安定して、競合動向を常に把握
MCP対応でAIエージェントと連携。収集データをAIに渡して分析・活用まで一気通貫
クレジットカード不要で無料スタート。世界600万人以上が選んだ信頼のツール
他の商品リサーチ手段との比較
Amazonの商品リサーチ目的で使われるツールは他にもあります。「画像検索で見つけた複数商品を、情報も画像もまとめて効率よく調べたい」という場面を軸に、実際の使い勝手の違いを比較してみます。
| 比較項目 | Octoparse | KeepaやセラースプライトなどのAmazon専用リサーチ拡張機能 | 手作業でのコピー&ペースト | 自作のスクレイピングスクリプト |
|---|---|---|---|---|
| プログラミング知識 | 不要 | 不要 | 不要 | 必要 |
| 1回の操作で収集できる商品数 | URLを一括登録すれば数十〜数百件をまとめて処理可能 | 基本は閲覧中の1商品ずつ、または対応市場・カテゴリの範囲内 | 1件ずつ(件数が増えるほど作業時間が比例して増える) | 設計次第で大量処理も可能 |
| 商品画像の一括取得 | 画像URLの抽出・画像ファイルの一括ダウンロードに対応 | 基本は非対応(画面上の画像を個別に保存する必要あり) | 1枚ずつ手作業で保存(非常に手間がかかる) | 対応可能だが実装が必要 |
| 取得できる項目の自由度 | 商品名・価格・レビュー数・評価・URL・画像など、画面上の任意の項目を自由に指定可能 | あらかじめ用意された指標(価格推移・ランキング等)が中心で、項目のカスタマイズ余地は限定的 | 見た人が任意に転記可能だが手間が大きい | 自由度は最も高いが実装コストが大きい |
| 定期的な価格・在庫モニタリング | スケジュール実行で自動化しやすい | 対応(ただし主に価格推移グラフとしての提供が中心) | 不可(都度手作業が必要) | 対応可能だがサーバー運用の手間がかかる |
| 向いている人 | 画像検索やキーワード検索で見つけた複数商品を、情報・画像ともに横断的にまとめて調査したいマーケータ・ビジネスマン・中小企業など | 特定商品の価格推移やキーワード分析を深掘りしたい出品者 | 調べる商品が1〜2件程度のライトユーザー | 独自システムに組み込みたいエンジニア |
KeepaやセラースプライトのようなAmazon専用リサーチツールは、価格推移やキーワード分析など、特定の指標を深掘りする用途では非常に強力です。一方で、画像検索によって見つかった複数の候補ページを横断的に比較し、テキスト情報だけでなく商品画像もまとめて集めたい、という場面では、URLを一括登録してページ構造ごと自由に情報・画像を抜き出せるOctoparseのような汎用スクレイピングツールのほうが柔軟に対応できます。目的に応じて使い分ける、あるいは併用するのが実務的な解決策です。
Amazon画像の検索に関するよくある質問
質問1:Amazonの画像検索アプリは無料で使えますか?
Amazon Lens自体はAmazonショッピングアプリに標準搭載されており、追加料金なしで利用できます。アプリのインストールとAmazonアカウントがあれば、誰でもすぐに使い始められます。
質問2:バーコードスキャンとAmazon Lens(画像検索)はどちらを使えばいいですか?
手元に商品の実物があり、まったく同じ商品を探したい場合はバーコードスキャンが確実です。写真やスクリーンショットから、名前のわからない商品や似た商品を探したい場合はAmazon Lensを使うのが基本です。1枚の画像に複数の商品が写っている場合は、Circle to Searchで対象を絞り込むとより精度が上がります。
質問3:PCのAmazon公式サイトで画像検索ができないのは不具合ですか?
不具合ではなく、現状のAmazon公式サイト(PC版)の仕様です。Amazon Lensはスマホアプリ向けに提供されている機能のため、PCから画像検索をしたい場合はブラウザー拡張機能かGoogle Lensなどを経由する方法を使う必要があります。
質問4:Amazon画像検索の拡張機能は安全ですか?
拡張機能によって開発元や画像の処理方法が異なります。多くは画像を独自サーバーにアップロードして解析する仕組みのため、個人情報や機密性の高い画像のアップロードは避け、インストール前にレビュー数や評価、権限(Permission)の内容を確認することをおすすめします。
質問5:画像検索で見つけた商品をまとめて比較・分析したい場合、どうすればいいですか?
候補が数件程度であれば手作業でも対応できますが、件数が増える場合や、価格・レビュー数・商品画像などの項目を定期的に集めたい場合は、Octoparseのようなノーコードのスクレイピングツールを使ってURLを一括登録し、必要な項目と画像をまとめて自動取得する方法が効率的です。
まとめ
この記事では、Amazon画像を検索する方法と検索できない時の対処法について詳しく紹介しました。Amazon画像検索には、バーコードスキャン・Amazon Lens・Circle to Searchという3つの方式があり、それぞれ得意な場面が異なります。
PC版の公式サイトにはこれらの機能自体が存在しないため、ブラウザー拡張機能やGoogle Lens経由の方法で代替する必要がある、という点が最初につまずきやすいポイントです。うまく認識されないときは、アプリのバージョンや画像の鮮明さ、通信環境をひとつずつ確認していくのが近道です。
そして、画像検索はあくまで「商品を見つける」ための入り口です。競合分析や市場調査、価格比較のように、見つけた複数の商品ページから情報や画像を集めて活用する段階に進むのであれば、Octoparseのようなノーコードのスクレイピングツールを組み合わせることで、手作業では追いつかない量のデータ収集と分析を、無理なく続けられる体制を作ることができます。
競合情報も営業リストも、ウェブデータをそのままExcel・CSV・Google Sheetsに出力
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