ビックデータ、IOT、AIなどの技術の発展に伴い、新しいインターネット技術と他の産業が結びついていきつつあります。IT業界は世界で最も勢いがあり、将来性がある業界だと考えられています。本記事では未経験者におすすめのIT職種7選を紹介します。
なぜIT業界に就職しますか?
- 将来性:インタネットサービスの普及に伴って、IT業界が急速に成長しています。他の業界に比べ、IT業界は将来性が高い就職先だと言えます。
- 人材不足:総務省のデータによると、2020年にIT業界が30万人の需給ギャップがあって、2025年までは36万人に達せることが見込まれます。転職サイトのデータによるとIT業界は他の業界に比べ、求人倍率が5倍以上高いです。
- 給料が高い:一般企業では年齢や学歴を重視することが多いのですが、IT業界の方が個人の実力があれば、短期間で給料アップする場合がよくあります。
- 未経験の方も就職可能(研修が手厚い):多くのIT企業は人材不足という深刻な現状を解消するために、専攻を問わず様々な人材を採用する傾向があります。または、企業では新人研修制度を設けていますので、未経験の方でも、社内の研修を通じて、企業の業務に関する知識やスキルを数ヵ月くらいに習得できます。
- 専門スキルを身につける:IT業界への就職はITスキルアップだけではなく、マーケティング、SEO、コンサルタントなどの知識も身につきやすいです。
- 独立しやすい:IT業界で自分のスキルを磨くことによって、IT会社に働かなくても個人として独立することもできます。
IT企業はどういう業界でしょうか?
一般的には、IT企業に対して、プログラマー、エンジニアあるいはIT技術を詳しい人しか就職できないというイメージがありますが、実際にはそうではありません。IT企業でも多くの企業と同じ、「製品」開発し、販売先を探し、そして「製品」を売るという流れがあります。ただ、IT企業が開発した「製品」はプログラマーやエンジニアが書いたコードです。
だから、一般企業と同じ、IT企業にも経営、管理、マーケティングなどの職も求めています。これらの職種はプログラミングの技術より、経営、管理などの知識と経験がもっと重要です。IT企業に働くことがない方にも応募できます。
もうちろん、開発職やマネジメント職に目指してもいいですが、自分の努力を通じて未経験からプロになる人も存在しています。実力があればIT専攻ではなくでも、エンジニアやプログラマーなどの職に就けることができます。ただ、マーケティングや営業に比べ、IT技術に関する要求が高いで、短い時間の研修で必要なスキルを身につけるのは難しいです。
これからIT企業に働きたい未経験者におすすめ順にIT企業の職種と必要な能力を紹介させていただきます。
未経験者におすすめの職種
以下におすすめの職種は特定の資格や免許がなくても就職できます。これらの職種は未経験者にとって有利で、これから仕事をはじめることが全然可能になりますが、未経験者がなにかを目標として目指していきたい仕事があれば、できるだけ役に立てる資格を取得し、自分のスキルを磨き、真の実力を身につけましょう。
ITコンサルタント
仕事内容:
顧客が抱えている問題をどのようにIT技術を解決していくことが考えて、提案する仕事です。
必要な能力:
①情報収集能力
②コミュニケーション能力
③ロジカルシンキング
情報収集能力はITコンサルタント仕事にとって、基本的な能力だといえます。顧客の業界、市場動向などのあらゆる情報を短く時間に把握できる能力が必要です。従来はよくコードを書いて情報を収集しますが、現在ではOctoparseというスクレピングツールがありまして、コードを書かなくても簡単に情報を収集することができます。それは未経験の方にも有利になりました。
顧客の悩みに寄り添う姿勢が必要で、どのように提案を分かりやすくクライアントに伝えるのかというコミュニケーション能力が必要です。
おすすめの資格
PMP(Project Management Professional):
ITコーディネーター:
プロジェクトマネージャー試験:
SEOコンサルタント
仕事内容:
どのように自社がWebで発信した内容を検索結果の上位に送って、集客力をアップするかを考えて、それを改善する仕事です。
必要な能力:
①分析能力
②企画力
③顧客の目的、目標をヒアリングする能力
④施策の評価、検証能力
未経験者であってもSEOコンサルタントの仕事に得る可能性もありますが、プロのSEOコンサルタントとして働きたい場合は専門資格をなるべく多く取得する必要があります。
おすすめの資格:
SEO検定:
認定SEOコンサルタント:
SEOマーケティングアドバイザー:
SEOスペシャリスト:
ウェブ解析士資格:
Googleアナリティクス個人認定資格:(無料な学習レッスン)
Webマーケティング
仕事内容:
自社のWebサイトを管理し、どのように自社のWebサイトを上位に表示させ、どのように自社の広告を多くの人に見せることを考えて、具体的な施策を行う仕事です。または、集客力の向上のために、Webサイトの改善を行う仕事です。
必要な能力:
①Webサイト構築スキル
②データの収集
③マーケティングの知識(SEO、広告、メルマガなどの施策)
おすすめの資格:
マーケティング・ビジネス実務検定:
IMA(Internet Marketing Analyst)検定:
Web検定:
ネットマーケティング検定:
ウェブ解析士資格:
Googleアナリティクス個人認定資格:(無料な学習レッスン)
プログラマー
仕事内容:
プログラム言語を用いて、システムやソフトウェアを作る仕事です。プログラマーは現場経験を積んだ上で、SEに転身する人も多いです。
必要な能力:
①プログラミングに関する専門知識:Webサイトの作成やアプリ開発にとって欠けてはいけない能力です。
②学び続ける向上心:プログラミング言語はJava、JavaScript、PHPなど多数あります。すべての技術を一気に身に付けることがほぼ不可能なことで、学び続ける向上心があれば多くの言語を扱えるようになります。
③最後までやりきる根気:コードの書き、バグの処理、そして、何度も何度ものテストが根気がないと続けないのです。
プログラマーという仕事は実際に文系と理系の関係が全くありません。論理的な思考力や学び続ける向上心などの能力が必要です。近年独学で未経験者からエンジニアになる人が多くなっています。現在のWeb上に多くのプログラミング学習サイトもいっぱいありますので、誰でも学ぶことができます。興味のある方はぜひご利用ください。
おすすめの学習リソース:
Progate | プログラミングの入門なら基礎から学べるProgate[プロゲート] (prog-8.com)
ドットインストール – 3分動画でマスターできるプログラミング学習サービス (dotinstall.com)
Udemy:(オンライン学習サービス;ITに関するコースが充実)
システムエンジニア(SE)
仕事内容:
どのようにお客様の要求を実現させるのかを考えて、設計書を書いて、そして、プログラマーに移ります。最後にプログラミングが完了した後に、実際の設計した通りになっているのかをテストすることがSEが担当します。
必要な能力:
①コミュニケーション能力:顧客が抱える問題を聞き取って、そして解決策をわかりやすく説明する必要がありますので、コミュニケーション能力は欠けてはいけないのです。
②技術的能力:お客様の問題を解決するために、システムを設計する際に、技術的能力が必要です。
③マネジメント能力:システムの開発をうまく進めるために、スケジュール管理やチームのまとめなどのマネジメントの能力が必要です。
おすすめの資格と役に立つリソース:
書籍:『SEの基本』山田隆太著、日本実業出版社
書籍:『ピープルウェア第3版』トム デマルコ・ティモシー リスター 著、 松原友夫・山浦 恒央・長尾 高弘訳、日経BP
学習サイト:ドットインストール – 3分動画でマスターできるプログラミング学習サービス (dotinstall.com)
学習サイト:Udemy(オンライン学習サービス;ITに関するコースが充実)
基本情報技術者試験(FE):
応用情報技術者試験(AP):
セールスエンジニア
仕事内容:
営業にサポートする技術者です。主な仕事内容は営業の業務です。一般的な仕事は、自社が開発したアプリやソフトウェアなどの専門性が高いモノに対する商品の使い方と良さの説明や、お客様が抱えている問題へのIT解決策を提案する仕事です。そのような業務内容について、IT専門な知識がないと、対応できないのです。
必要な能力:
①IT専門知識に詳しい:技術的の面で営業をしますので、ITの専門知識は基本的な能力です。IT技術の習得はそれほど難しいではなくて、実際に普通の営業職からセールスエンジニアへの転身はIT企業の中でよくあります。
②プレゼン力とコミュニケーション能力:ITコンサルタントと同じ、顧客に自社の製品を分かりやすく説明する必要がありますので、プレゼン力とコミュニケーション能力は欠かせないのです。
勧めの資格と役に立つ学習リソース:
基本情報技術者試験(FE):
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/fe.html
応用情報技術者試験(AP):
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/ap.html
学習サイト:Progate | プログラミングの入門なら基礎から学べるProgate[プロゲート] (prog-8.com)
学習サイト:ドットインストール – 3分動画でマスターできるプログラミング学習サービス (dotinstall.com)
データアナリスト
仕事内容:
その膨大なデータを分析し、その中から消費者の行動や市場の動向などを見出し、仮説を立てて問題解決の手段を提案したり、サービス改善する仕事です。
必要な能力:
①数学、統計学の基礎知識
②データ収集能力:現在ではOctoparseというスクレピングツールがありまして、pythonを使いなくても簡単に情報を収集することができます。ぜひお勧めます!
③分析ツールの使用
④プログラミング
お勧めの資格と役に立つ学習リソース:
OSS-DB技術者認定資格:
統計検定:
Udemy:
https://www.udemy.com/jp/ (オンライン学習サービス;ITに関するコースが充実)
未経験からデータアナリストになることにもっと詳しい知りたいなら、このブログにご参考して下さい。
終わりに
IT企業は数学やプログラミングなどの知識を用いて、働いていく業界ですので、未経験者にとってちょっど厳しいだろうというように思われる方が多いかもしれません。確かに、IT業界はプログラミングなどのスキルが必要があるけど、それは職業によって程度が異なります。営業やマーケティングなどの仕事がIT技術に関する要求はそれほど高くではありませんので、IT業界に働きたい未経験者におすすめの職種です。でも、それは未経験者がプロのエンジニアやプログラマーに就けるということはできないというわけではありません。プログラミングに興味のある未経験者はプログラミングの学ぶことによって、ソフトウェアやアプリの開発職に就けることも全然OKです。IT業界で未経験者からプロになる人も多いので、興味があれば、ぜひチャレンジしてみましょう!
原作者:Shinz