メールアドレスの自動収集方法:セールスリードを集める

セールスリードとは、自社の商品やサービスを購入する可能性がある「見込み客」のことであり、購買プロセスの初期段階にあたります。良質なセールスリードを獲得し、継続的な信頼関係を構築することで将来的に顧客化につなげることができるようになります。

一方、いかにセールスリードを効率的に増やしていくかということは、多くの企業が直面する課題でしょう。その課題を解決し、セールスリードを効率的に増やせるのが「メールアドレス収集ツール」です。

本記事では、メールアドレス収集ツールについて、利用時の注意点からおすすめのツールまで紹介します。セールスリードの獲得に悩みを抱えている方はぜひご覧ください。

メールアドレスを自動で収集する方法

メールアドレスを自動的に収集するためには、Webサイトなどに公開されているメールアドレスをプログラムによって収集することができます。

プログラミングの知識・経験があれば、自分でプログラムをつくることもできますが、専門知識がない方にとってはハードルが高いでしょう。その場合は、自動収集ツールの活用がおすすめです。

ここでは、メールアドレスを自動で収集する方法をいくつか紹介します。

1. Python(プログラミング言語)

 Pythonは、AI(人工知能)による深層学習プログラムにも用いられるプログラミング言語です。Webページを巡回し特定のデータを抽出するクローラーボットの開発にも用いられます。

比較的、初心者にも扱いやすい言語といわれていますが、それでも学習に時間や労力が掛かりますし、エラーなくスムーズに動作させることはそれほど簡単ではありません。それに、Webサイトの構造が異なるため、すべてのサイトをカバーできない場合があります。

2. Octoparse(Webスクレイピングツール)

Octoparseは、データを抽出する非常に強力なWebスクレイピングツールです。コーディングを必要とせずに誰でもクリック操作ひとつでメールアドレスデータを取得できます。

特に、Octoparseタスクテンプレートを使えば、人気Webサイトのスクレイピングを瞬時に行うことが可能です。例えば、iタウンページのタスクテンプレートを使えば、iタウンページ上に公開されているメールアドレスを自動で収集できます。

またOctoparseは無料から利用できるので、はじめてメールアドレス自動収集ツールを活用したい方は、Octoparseで初めてみるのがおすすめです。

 

3. Email Extractor(Chrome拡張機能)

Email Extractor は、Chromeの拡張機能で、誰もがChromeブラウザに追加してデータを抽出するのに便利なツールです。

ただし、Email Extractorにはいくつかの制限があります。まず、一度に1ページずつしかメールアドレスを抽出できません。つまり、ページの切り替えを手動で実行しなければならないため、大量のデータ抽出には不向きです。

また、抽出したデータはローカルに直接エクスポートできないため、Excelなどにコピー&ペーストを手動で行う必要があります。

4. Urizo(企業リスト作成ツール)

Urizoは、インターネット上に公開されているメールアドレスや企業情報を自動で収集するツールです。企業以外にも、病院・ホテル・飲食店など、あらゆる業界・業種の情報を収集できるため幅広いシーンで活用できます。

ただし、利用するには初期費用・月額費用が掛かります。(無料お試し版あり)なるべくコストを掛けたくない場合は、まずは無料期間の制限がないOctoparseで試してみるのもおすすめです。

メールアドレス収集ツールを使用する際の注意点

メールアドレス収集ツールを利用する際は、いくつかの注意点があります。もし用途に合わないツールを選んでしまうと、期待通りにメールアドレスを収集できない場合こともあるので、念頭に置くようにしましょう。

法律を遵守する

メールアドレス収集ツールは、インターネット上に公開されているメールアドレスを自動で収集するため、法律的には問題がありません。(オプトイン規制対象外)ただし、公表されている場合であっても、「営業不可」などメール受信を拒否する文言が記載されている場合は、送信することはできません。

そのため、メールアドレス収集ツールで集めたアドレスであっても活用方法を誤ると法律違反になる可能性があるため注意が必要です。

参考:特定電子メールの送信等に関するガイドライン(P18)|消費者庁

IPアドレスのレピュテーションの低下に注意する

メールアドレス収集ツールを使えば短時間で大量のアドレスを取得できますが、その中にはすでに使われなくなっているメールアドレスが含まれている場合があります。

送信エラーとなった場合、自身のIPアドレスのレピュテーション(評価)が低下してしまいます。レピュテーションが低下することで、ブラックリストに登録される、迷惑メールと判断される可能性が高くなるといった問題が発生してしまいます。

そのため、メールアドレス収集ツールを選ぶ際は、送信エラーアドレスの自動削除・更新や、IPアドレスを分散した配信環境を提供するなどIPレピュテーション低下を防ぐ機能が充実しているものがおすすめです。

サポート体制が充実しているツールを選ぶ

メールアドレス収集を行うことで、必ず疑問点が生じてきます。ツールの使い方・設定方法だけではなく、特定電子メール法の遵守など法律的に問題がないかなども留意する必要があります。そのため、ツールを選ぶ際はサポート体制が充実しているものを中心に選ぶことをおすすめします。

メールアドレスの活用方法

 企業や担当者のメールアドレスを抽出することで、自社のマーケティング活動に役立てることが可能です。具体的な活用方法としては、以下のようなケースが挙げられます。

活用方法

特徴

メルマガ(メールマガジン)

見込み客に役立つ情報を定期的に配信することで、信頼関係を築くことができ、契約・購入につなげる

マーケティングオートメーション(MA)

メール配信のシナリオを作成することで、メール送信を自動化し、時間を大幅に節約できる。

ディスプレイ広告

ターゲット顧客に対して適切なディスプレイ広告を設定することで、サービスの認知度向上や購買意欲を高めることが可能。

まとめ

本記事ではメールアドレスを自動で収集する方法と注意点まで解説しました。インターネット上に公開されている情報を効率的に活用することが求められています。収集作業はITの力を活用して、作業時間を短縮するとともに、より付加価値の高い提案やお客様に喜んでもらえるような商品・サービス開発に注力すべきでしょう。

本記事で紹介した内容を参考に、ぜひ実際に体感してみてください。あっという間にメールアドレスを収集できることに驚くはずですよ。