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Webスクレイピングを始める前に確認すべきこと10選

約5分で読めます

Webスクレイピングを使用すると、Webサイト上のデータ取得を自動化し、リスト作成時間の短縮・業務生産性向上に役立ちます。しかし、Webスクレイピングを始める前には、あらかじめ確認しておくべきことがあります。

もし、知らないままWebスクレイピングを行ってしまうと、トラブルに巻き込まれるなどリスクがあります。そうしたリスクから身を守るためにも、本記事で紹介する10項目を必ず確認してください。

Webスクレイピングを始める前に確認すべきこと10選

1.Webスクレイピングは違法なのか?

Webスクレイピングそのものに違法性はありません。ただし、サーバに過度の負荷を掛けて業務を妨害したり、抽出したデータを勝手に公開することは著作権侵害にあたります。

robots.txtファイルの規定に従ってクロールが許可されている場合は、対象Webサイトの利用規約を事前に読み込み、データプロジェクトの法的実現可能性を評価することをおすすめします。中には、許可をとれていない場合のスクレイピングは禁止と明記しているサイトもありますので注意しましょう。

Webスクレイピングの違法に関する詳しい解説はこちらの記事をご覧ください。

スクレイピングは違法?Webスクレイピングに関する10のよくある誤解!

2.データを取得する目的を明確にする

データは、それ単体だけでは意味がなく、収集したデータを加工したり検証したりすることで意味を持ちます。そのため、データを取得する際に目的を明らかにする必要があります。

たとえば以下のような目的が挙げられるでしょう。

  • 競合製品の価格調査
  • 新規開拓の営業リスト作成
  • 特定キーワードのSEO分析
  • 高い品質の情報源の確認

この他にも多種多様な用途があります。

どのデータソースを選択するか決めることは、データの精度に大きな影響を与えるため重要なポイントです。Octoparseのヘルプセンターでは、人気Webサイトのスクレイピングに関する記事を公開しており、より多くのヒントを得ることができます。

Octoparseヘルプセンター

3.取得先のWebサイトがAPI提供しているか確認する

取得先のWebサイトがAPIを提供している場合、提供されているAPIプラットフォームを使用して直接データを取得できます。わざわざ時間をかけてスクレイピングする必要はありません。Octoparse APIとの連携方法については、Octoparseヘルプセンターをご覧ください。

Octoparseヘルプセンター(Open API)

4.アウトソーシングも検討する

データ量の少ないスクレイピングは、無料スクレイピングツールやPythonスクリプトを使用すると、費用や時間をかけずに行うことができます。しかし、異なるWebサイト構造や、複数ページから大量にスクレイピングする場合はそれなりに時間が掛かります。

その場合は、アウトソーシングすることでデータ収集業務を効率化できます。現在、多くのデータサービスプロバイダーが「データ収集代行サービス」を提供しています。Octoparseもその1つです。業界・業種問わず、お客様の要望に合わせてあらゆるデータを収集します。

もしアウトソーシングを利用しない場合でも、Octoparseに備わっているテンプレートをカスタマイズすることでお客様自身で定期的にデータ収集することも可能です。

Webデータ代行収集サービス

5.アクセスしたURLが別のURLにリダイレクトされる場合

Webスクレイピングを行う際、アクセスしたWebページのURLが異なる場合があるので注意してください。したがってWebスクレイピングを実行する際は、ホームページのURLから入るパターンの代わりに、直接取得先のWebページ(検索後のリンク/ログインした後のデータ取得)にアクセスします。

Octoparseでは該当URLループを追加することができます。「該当URLループ機能」については、こちらの記事をご覧ください。

Octoparseヘルプセンター(該当URLループを追加する)

6.ボット検出システムによるアクセス拒否の可能性がある場合

Webクローラーが短時間で頻繁にアクセスする場合は、人間ではない可能性が高いとみなされ、WebサイトはローカルIPを追跡してアクセスを禁止します。

解決策としては、ボット検出をトリガーしない限り、スクレイピングスピードを可能な限り遅くすることができます。ただし、最新のデータを取得するか、高速に取得することを目的としている場合は、IPローテーション機能を使用してください。

ボット検出システムに見つからないようにする方法は、こちらの記事を参考にしてください。

スクレイピングテクニック – バレないようにする方法を解説

7.CAPTCHAの対応方法

CAPTCHA とはコンピューターと人間を区別するために使用されるチャレンジレスポンステストのことです。ゆがんだ文字列と数字を表示し、コンピューターでは理解できない問題に答えさせます。

Octoparseでは、人間がWebサイトを閲覧するときに行う操作と同じように、CAPTCHAを手動で解決できます。Webサイトをスクレイピングしすぎないように、人間らしくスクレイピングしましょう。

CAPTHAに関する詳細はこちらの記事をご覧ください。

Webスクレイピングで知るべき5つのCAPTCHA知識

8.抽出されたデータのエクスポート形式

Octoparseではスクレイピングで抽出したデータを次のような形式でエクスポートできます。

  • Excel
  • JASON
  • CSV
  • HTML
  • MySql

この他にも、APIを使用して独自のシステムにエクスポートすることも可能です。

詳しいやり方はOctoparseヘルプページをご覧ください。

取得したデータをCSV, Excel, JSON, HTML形式に変更する方法

9.Webサイトが変更されデータが失われた場合

Pythonなどのプログラミング言語で書かれたAIクローラーの場合、Webサイトの構造の変更が原因で、スクリプトの書き換えが必要になることがあります。常に最新データを取得し続ける必要がある場合では、都度発生するスクリプトの書き換えは非常に面倒で時間もかかります。

その点、Octoparseを使えば、内蔵ブラウザでWebページを再度クリックするだけで、クローラが最新の状態でいられます。

10.収集したデータの分析

ビジネスに大きな影響を与えるのはデータを収集することではなく、詳細なデータ分析を行い、そこから消費者の動きを理解したり、インサイト(洞察)を得ることです。膨大なデータに基づいてどのように意思決定していくかが重要です。

Octoparseでは、データ分析の活用方法について事例を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

Webスクレイピングを使ってデータ分析とインテリジェンスを向上する

まとめ

本記事では、Webスクレイピングを始める前に確認すべきこと10選を紹介しました。Webスクレイピングは、ビジネスに必要なデータ収集の自動化に役立つ手法ですが、あくまでもデータ収集は手段であり、それだけで成果が得られるわけではありません。

目的がないままデータを集め続けても、結局は無駄な時間を費やすことになるでしょう。本記事を参考に、なぜデータを集めるのか、そのデータをどのように活用していくのかを明確にしてみてください。Octoparseでは、Webスクレイピングに役立つ情報や企業事例も多数公開していますので、ぜひ参考にしてください。

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