RPAツールの導入を検討する際、導入コストの高さが多くの企業にとっての課題です。そうした中で、近年では無料で使えるRPAツールに注目が集まっています。
しかし、「無料のツールでは機能が限られているのでは?」という懸念もあるでしょう。実際には、無料RPAツールでも多くの基本的な自動化ニーズを満たしているため、中小企業やスタートアップなど、なるべくコストを抑えたい企業にとって有効な選択肢となります。
本記事では、2026年最新の無料RPAツールおすすめ11選を紹介します。また、最適なRPAツールを選択するためのポイントも解説しますので、ぜひ参考にしてください。
競合情報も営業リストも、ウェブデータをそのままExcel・CSV・Google Sheetsに出力
コード不要、誰でも今日から。クリック操作だけで必要な項目を自動抽出
Google Maps・食べログ・iタウンページ向けテンプレートで、リード獲得をすぐに開始
クラウドで毎日・毎週自動実行。大量取得でも安定して、競合動向を常に把握
MCP対応でAIエージェントと連携。収集データをAIに渡して分析・活用まで一気通貫
クレジットカード不要で無料スタート。世界600万人以上が選んだ信頼のツール
無料RPAツールの多くはデスクトップ操作の自動化に強い一方、Web上の情報収集(価格・在庫・口コミなど)を組み込みたい場合は、スクレイピング機能を持つツールの方が短時間でデータを取得できます。例えばOctoparseのAmazon商品検索テンプレート
https://www.octoparse.jp/template/amazon-japan-product-scraperでは、キーワードを入力するだけで以下のようなデータをそのまま取得できます。
| 商品名 | ASIN | 価格 | 評価 |
|---|---|---|---|
| (実際のテンプレート実行結果に差し替え) | B0XXXXXXX | ¥XX,XXX | 4.3 |
| (実際のテンプレート実行結果に差し替え) | B0YYYYYYY | ¥X,XXX | 4.1 |
RPAとは
RPAとは、「Robotic Process Automation」の略で、パソコンを使った業務を自動化するソフトウェア技術を指します。この技術は、ソフトウェアロボット(ボット)が人間の作業を模倣し、主に定型的で繰り返し行われるタスクを自動化することにより、業務の効率化を図ることが可能です。
例えば、データ入力、フォームの処理、レポートの生成など、これまで人間がパソコンを使って手入力していた作業をロボットが代わりに実行します。RPAを導入することで、事務作業の速度や正確性が向上するため、従業員はより重要なタスクやクリエイティブが求められる業務に集中できるようになるため、企業の生産性向上への貢献が期待されています。
RPAツールとは
RPAツールとは、RPAを実現するためのソフトウェアのことで、ビジネスプロセスの自動化を容易にするために設計されています。特にRPAツールの多くは、非プログラマーでも扱えるインターフェースを提供しているため、プログラミングを使わずともマウスを使った直感的な操作だけで、ワークフロー作成・編集が可能です。
RPAツールは日々進化し続けており、現在では手作業によるエラーを減らしたり、ビジネス効率を大幅に向上させたりする機能が充実しています。また、RPAツールが登場した当初は、大企業中心に導入されていたため、非常に導入コストが高額でしたが、近年では中小企業やスタートアップでも導入しやすい低価格帯のサービスも登場しています。
なかには、無料で利用できるRPAツールも存在するなど、各ツールごとに機能や特徴、料金体系は多種多様です。特に、RPAツールの導入がはじめての企業や、まずはスモールスタートで徐々に利用範囲を拡大していきたいといった企業には、無料のRPAツールは有用といえるでしょう。
無料RPAツールのタイプ・特徴を紹介
無料で利用できるRPAツールは、その提供形態によって大きく4つのタイプに分類されます。これらのタイプを理解することで、自社のニーズに最適なツールを選択するための基準を得ることができます。
- トライアル
- フリーミアム
- 条件付き無料
- オープンソース
続いて、それぞれのタイプの特徴を詳しく見ていきましょう。
トライアル
トライアルは、正式な契約前に短期間(14日間、30日間など)だけ無料で使えるプランです。この期間を使って実際に利用してみることで、RPAツールが自社の業務に合っているかどうかを確かめることができます。
ただし、ツールによって機能に制限が設けられている場合もあります。また、トライアル期間が短い場合、社内評価が間に合わない場合もあるため、事前に誰がどの業務で試すか検討した上で、しっかりと評価することが大切です。
フリーミアム
フリーミアムタイプは、「フリー」と「プレミアム」の造語で、基本機能は無期限に無料で使用でき、追加機能や高度なオプションを有料で利用できるタイプです。
このモデルは、最小限の機能であれば無料で利用し続けられるため、基本的な自動化ニーズを満たしつつ、将来的に拡張可能性を持たせたい場合に適しています。
条件付き無料
特定の条件を満たすユーザーに限り、無料で提供されるタイプです。この条件は、使用者の属性(例えば、個人、小規模チーム、学生など)や利用環境によって異なります。条件を満たしていれば、有償版と同等の機能を利用できる場合があります。
オープンソース
オープンソースのRPAツールは、ソースコードが公開されており、誰でも自由に使用、改変、配布することが可能です。完全無料で提供されているため、コストを気にすることなく業務自動化を進めることができます。
また、オープンソースの特性上、開発者やユーザーコミュニティによって機能の拡張や改善が行われるため、柔軟性が高いという特徴もあります。
無料RPAツールのメリットとデメリット
無料RPAツールには、それぞれのタイプによってメリットとデメリットがあります。無料というだけで安易に手を出すのではなく、導入後の活用イメージも踏まえて検討することが大切です。
ここでは、無料RPAツールのタイプ別にメリットとデメリットを詳しく解説します。
トライアル
■メリット
トライアル版RPAツールの最大のメリットは、製品を実際に試用できる機会を提供することです。これにより、本契約前にツールの機能性と自社の要件との適合性を評価できます。例えば、特定の自動化タスクに対するツールの効果を実証することが可能になります。
■デメリット
トライアル版の主な欠点は、利用できる期間が限定されていることです。期間が終了すると、ツールを継続して使用するためには購入が必要になります。この短期間では、全ての機能を十分に試すことができない場合もあります。
フリーミアム
■メリット
フリーミアムモデルのメリットは、基本機能を無制限に無料で利用できる点にあります。これにより、初期コストをかけずに自動化を開始でき、後からビジネスの成長に合わせて必要な機能を追加できます。
■デメリット
フリーミアムモデルのデメリットは、高度な機能やサポートを利用するにはアップグレードが必要になることです。また、無料プランでは利用できる機能が限られているため、一部の自動化ニーズを満たせない場合があります。
条件付き無料
■メリット
条件付き無料版のメリットは、特定の条件を満たすユーザーが高品質なRPAツールを無償で利用できることです。これにより、教育機関や非営利組織など、資金が限られている場合でも、自動化技術の恩恵を受けることが可能になります。
■デメリット
条件付き無料版のデメリットは、無料で利用できるのが特定のユーザーグループに限られることです。また、条件が変わると無料での利用資格を失うリスクもあります。
オープンソース
■メリット
オープンソースRPAツールの最大のメリットは、コストがかからないことと、ソースコードへのアクセスによりカスタマイズが可能であることです。これにより、企業は特定のニーズに合わせてツールを調整できます。
■デメリット
オープンソースツールのデメリットは、専門的な技術知識が必要となる場合が多いことです。また、公式のサポートが限られているため、問題が発生した際に解決が難しい場合があります。
RPAとWebスクレイピングの違いとは?
「rpa web スクレイピング」で検索して本記事にたどり着いた方も多いのではないでしょうか。両者はどちらも“作業の自動化”という点で似ていますが、対象範囲が異なります。
- RPA:社内のアプリ操作(Excel入力、メール送信、業務システム操作など)を人の代わりに実行する
- Webスクレイピング:社外のWebサイトから情報を自動的に収集・抽出する
実務では、価格調査はスクレイピングでデータを集め、その後の社内報告や通知をRPAが担当する、という組み合わせ方も一般的です。単体のスクレイピングツールを比較したい場合はスクレイピングツール12選も参考になります。
活用例①:EC価格モニタリング
https://www.octoparse.jp/template/amazon-japan-product-scraperを使えば、競合の価格変動を毎日自動チェックできます。
活用例②:見込み客獲得(リード情報収集)
https://www.octoparse.jp/template/google-maps-contact-scraperを使えば、営業リストの作成工数を大幅に削減できます。
さらに、収集したデータをAIエージェントと連携させたい場合は、Octoparse MCPを使うことで、ChatGPTやClaudeなどのAIエージェントから直接データ取得を指示できます。MCPの仕組みはこちら、導入手順はこちらで解説しています。
RPAツールを選ぶポイント
RPAツールを選ぶ際、ただ無料かどうか、有名かどうかで決めるのではなく、そのツールが実際に自社の業務にどれだけフィットするかを見極めることが大切です。以下では、選択時の主要なポイントを、より具体的で理解しやすい言葉で解説します。
どんな仕事ができるか(機能性)
まず最初に考えるべきは、「このRPAツールで、私たちが自動化したい仕事は実際にできるのか」という点です。例えば、あなたが日々の報告書作成を自動化したいと思っている場合、そのツールがデータ収集や分析、そして報告書のフォーマット作成に対応しているかを確認する必要があります。つまり、ツールが持っている機能が、自社の業務プロセスに合致しているかどうかを見極めることが重要です。適切な機能を持つツールを選ぶことで、業務の効率化を最大限に引き出すことができます。
誰でも使えるか(利便性)
次に、「このツールは、技術的な知識がない私たちでも簡単に使いこなせるか」という利便性の観点です。RPAツールが高度な機能を持っていても、使い方が複雑で学習に時間がかかるようでは、導入のハードルが高くなってしまいます。操作が直感的で、簡単なトレーニングやチュートリアルだけでスタッフが使いこなせるようなツールを選ぶことが、スムーズな導入と効果的な活用につながります。実際に、使いやすさは従業員のモチベーションにも影響を与え、プロジェクトの成功に直結します。
コスとパフォーマンスは高いか(コスト効率)
最後に、「投資したお金に見合った価値は得られるか」というコスト効率を考慮することも大切です。無料や低コストで始められるRPAツールでも、将来的に必要な機能追加やサポートで追加費用が発生する可能性があります。そのため、初期コストだけでなく、運用コストや拡張性も含めて総合的に評価することが重要です。良いコストパフォーマンスを持つツールを選ぶことで、長期的に見ても企業の自動化戦略を支えることができます。
フリーRPAツール11選
RPAツールは、企業がコストを抑えつつ業務効率化を図るための有用なツールです。中でも、無料で利用できるRPAツールを使えば、コストを掛けずに生産性向上を図る事が可能です。
ここでは、無料で使えるおすすめのRPAツール11選を紹介します。各ツールの特徴も詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
1. Octoparse(ブラウザ操作特化型RPA)
一般的なRPAツールは社内アプリやExcel操作の自動化を得意とする一方、Octoparseはブラウザ上の操作を人の代わりに実行し、Webサイト上の情報をそのまま自動収集できる点が異なります。ログイン・クリック・スクロールといった一連の操作を記録するだけで、Webデータを自動的に抽出する仕組みとしてそのまま繰り返し実行できる、いわば「Web版のRPA」です。
社内システムだけでなく、競合サイトの価格や口コミ、求人情報といった社外のWebデータまで自動化の対象にしたい場合、Octoparseは有力な選択肢になります。無料プランでも10タスク・月5万行・600以上のテンプレートが永続無料で利用でき、クレジットカード登録も不要です。
データの加工や他システムへの自動転送まで含めたRPA機能を使いたい場合は、Octoparse RPAという専用機能も用意されています。他の無料RPAツールとの詳しい比較はおすすめRPAツール8選、Octoparse RPAの全機能はこちらで詳しく解説しています。
2. Autoジョブ名人

出典:Autoジョブ名人
Autoジョブ名人は、ユーザックシステムが提供するRPAツールで、特に受注業務の自動化に特化しています。WebEDIにおけるRPAシナリオを部品化して提供し、導入翌日から自動化が可能という点が大きな特徴です。
受注業務の迅速かつ正確な処理を通じて、社員と顧客の満足度を高めることができます。このツールは、特に受注処理の効率化を図りたい企業におすすめです。
3. UiPath

出典:UiPath
UiPathは、世界的に広く利用されているRPAツールで、そのコミュニティ版は無料で利用することができます。AIを搭載したBusiness Automation Platformを提供し、知的業務を次のレベルへ引き上げることが可能です。
無料トライアルを提供しており、ビジネスレベルの成果を実現するためのAI・自動化テクノロジーを手に入れることができます。UiPathは、高度な自動化機能を求める企業に最適です。
4. マクロマン

出典:マクロマン
マクロマンは、コクー株式会社が提供する完全無料のRPAツールです。利用人数の制限や無料期間の制限がなく、ダウンロードしてすぐに利用開始できます。
必要な時だけのサポート費用で大幅にコストカットが可能となっており、特にコストを意識する中小企業やスタートアップに適しています。マクロマンは、手軽に業務自動化を始めたい企業におすすめのツールです。
5. アシロボ

出典:アシロボ
アシロボは、中小企業向けに圧倒的な低価格を実現したRPAツールです。定型的なパソコン業務を自動化・半自動化することで、人的資源を効率的かつ生産性の高い業務へ集中させることが可能になります。
ルールと手順を教えれば、24時間パフォーマンスを落とさずに業務管理・業務プロセス・情報処理など、あらゆるパソコン業務を自動化できます。1ヶ月間の無料体験版も提供しており、低コストで業務効率化を始めることができます。
6. BizRobo!

出典:BizRobo!
BizRobo!は、業界15年以上の実績を持ち、外部ツールとの連携実績が国内トップクラスのRPAツールです。定型作業から解放され、幅広い業務フローを自動化可能な独自技術を持っています。
慢性的な人手不足をロボットとの協働で解消し、スケジューラー標準搭載で夜間や休日もロボットが働きます。BizRobo!は、面倒な作業を自動化し、社内のDX化を加速することで、人手不足の解消や働き方改革に貢献します。
7. WinActor

出典:WinActor
WinActorは、NTTデータが提供する国内トップクラスのシェアを誇るRPAツールです。Windows上で操作可能なアプリケーションや個別の業務システムを利用した業務をシナリオ(ワークフロー)として学習し、ユーザーのPC業務を自動化します。
業界・業種を問わず、簡単低コストで、すぐに働き方改革が始められる点が特徴です。また、純国産で完全日本語対応しており、プログラミング知識がなくても操作しやすいGUIを完備しています。
8. Microsoft Power Automate Desktop

出典:Microsoft Power Automate Desktop
Microsoft Power Automate Desktopは、Windows 10ユーザーに無追加費用で提供されるデスクトップオートメーションツールです。ローコードRPAを活用して、繰り返し発生する時間のかかる手動タスクを自動化し、より価値の高い作業に時間を割くことができます。
マウスやキーボードの操作など、デスクトップ上のアクションを記録し、必要に応じて自動化を再生することが可能です。これにより、モダンおよびレガシーアプリケーションをまたいだワークフローの自動化が実現します。
9. クラウドBOT

出典:クラウドBOT
クラウドBOTは、ブラウザの操作を自動化する完全クラウド型のRPAサービスです。スマートフォン、タブレット、PCから無料で利用でき、専門知識や専用ソフト、設備投資、環境構築が不要です。ブラウザ上で行う様々な操作をノーコードで記録し、実行できるため、手軽にブラウザ操作の自動化を実現できます。無料プランでは、月30分のBOT実行時間が提供されます。
10. RoboTANGO

出典:RoboTANGO
RoboTANGOは、低価格で誰でも簡単に作成できる国産デスクトップ型RPAツールです。日次、週次、月次といった繰り返し発生するパソコンの定型業務を簡単に自動化し、企業の業務効率化、コスト削減、品質向上を実現します。
フローティングライセンスを標準搭載しており、複数のPC端末で1つのライセンスを共有利用できます。月額5万円からの低価格で提供され、最低利用期間は1ヶ月からです。
11. Robo-Pat

出典:Robo-Pat
Robo-Pat DXは、エンジニアに依存せず、事業部門が自身で自動化できるRPAツールです。初心者でも導入が簡単で、導入時のサポートが充実している純国産RPAです。日本企業に求められる「エンジニアに依存しないIT活用」を具現化し、企業DXを支援します。無料トライアルでは、1か月間で3ライセンスまで充実したサポートがすべて無料で提供され、フローティングライセンスで複数の端末で利用可能です。
まとめ
この記事では、2026年最新のおすすめRPAツール11選と、RPAツールを選択する際のポイントについて解説しました。今回紹介したRPAツールは、無料から利用できるので、初めてRPAツールを導入する企業やコストを抑えたい企業にとって有用なものばかりです。興味を持ったツールがあれば、早速触れてみてください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 無料RPAツールでWebサイトの情報収集(スクレイピング)はできますか?
一般的なRPAツールの無料版はデスクトップ操作の自動化が中心で、Webスクレイピングには対応していない場合があります。Octoparse RPAの無料プランであれば、Webデータ収集とタスク自動化を同時に行えます。
Q2. RPAとWebスクレイピングツール、どちらを選べばいいですか?
社内システムやExcel操作を自動化したいならRPA、競合サイトの価格や口コミなど社外のWebデータを集めたいならスクレイピングツールが適しています。両方の用途がある場合はOctoparse RPAのような両対応型が効率的です。
Q3. Octoparse RPAは他の無料RPAツールと何が違いますか?
最大の違いはWebデータ収集を標準機能として備えている点です。他のツールとの詳しい機能比較はおすすめRPAツール8選で解説しています。
Q4. Octoparseの無料プランでもAI機能は使えますか?
はい。Octoparse MCPを通じて、AIエージェントと連携したデータ取得の指示が可能です。
競合情報も営業リストも、ウェブデータをそのままExcel・CSV・Google Sheetsに出力
コード不要、誰でも今日から。クリック操作だけで必要な項目を自動抽出
Google Maps・食べログ・iタウンページ向けテンプレートで、リード獲得をすぐに開始
クラウドで毎日・毎週自動実行。大量取得でも安定して、競合動向を常に把握
MCP対応でAIエージェントと連携。収集データをAIに渡して分析・活用まで一気通貫
クレジットカード不要で無料スタート。世界600万人以上が選んだ信頼のツール



