octoparse.jp | SNS・Webスクレイピング活用ガイド
筆者注:SNSマーケターとして5年以上、Instagram・X・TikTokの運用データを分析してきた経験をもとに書いています。ツールの使い勝手は、実際に触った手感から書いています。
InstagramやX(旧Twitter)、TikTok、YouTube——複数のプラットフォームを同時に運用していると、「それぞれの管理画面を行き来するだけで1日が終わる」という感覚になります。
問題は時間だけではありません。「どの投稿が本当に効いたのか」「競合はどういうコンテンツで伸びているのか」——こうした問いに答えるデータが、プラットフォームの公式機能だけでは拾いきれない。
そこでSNS分析ツールの出番です。ただし、SNS分析ツールと一口に言っても、アカウント分析・口コミ調査・データ収集補完の3種類があり、目的に合わないものを選ぶと「高い料金を払っているのに使いこなせない」状況になります。
この記事では11のツールを実際に触った視点から比較します。完全無料から有料プランまで、SNS運用の目的に合ったツールを選べるよう整理しました。(SNSデータ活用の具体的な方法)
SNS分析ツールとは
SNS分析ツールとは、InstagramやX(旧Twitter)、TikTok、YouTubeなどのSNSアカウントのデータを収集し、投稿の成果やユーザーの反応を分析するためのツールです。
SNS運用ではフォロワー数の増減や投稿ごとの反応などを把握することが重要ですが、SNSごとに管理画面を確認するだけでは、複数のSNSを横断した分析やデータ比較が難しい場合があります。
SNS分析ツールを活用することで、各SNSのデータを整理し、投稿パフォーマンスやアカウントの成長状況を把握しやすくなります。ここでは、SNS分析ツールの基本的な役割と、分析でよく利用される主な指標について解説します。
SNS分析ツールの基本的な役割
SNS分析ツールの主な役割は、SNSアカウントのデータを収集し、運用状況を可視化することです。投稿ごとの反応やフォロワーの増減などをデータとして整理することで、SNS運用の成果を客観的に確認できます。
例えば、どの投稿が多くの反応を得ているのか、どのタイミングでフォロワーが増えているのかを把握することで、効果的な投稿内容や投稿タイミングを分析できます。こうしたデータをもとに改善を行うことで、SNS運用の精度を高めることができます。
SNS分析でよく使われる主な指標
SNS分析では、フォロワー数やエンゲージメント率、インプレッションなどの指標がよく利用されます。これらの指標を確認することで、アカウントの成長状況や投稿の成果を把握することが可能です。
| 指標 | 内容 |
| フォロワー数 | アカウントをフォローしているユーザーの数を示す指標。フォロワー数の推移を確認することで、アカウントの成長状況を把握できます。 |
| エンゲージメント率 | 投稿に対するユーザーの反応の割合を示す指標。いいね、コメント、シェアなどの行動をもとに算出され、投稿がどれだけ関心を集めているかを判断する際に使われます。 |
| インプレッション | 投稿がユーザーの画面に表示された回数。投稿がどの程度のユーザーに届いているかを把握するための基本的な指標です。 |
SNSの主要指標を理解した上で重要になるのが、「これらの数値をどのように取得し、分析に活かすか」です。
実際の運用では、各SNSプラットフォームの管理画面だけでは分析に限界があり、複数アカウントの横断比較や、データの蓄積・可視化には専用ツールの活用が欠かせません。
そのため、SNS分析ツールは目的や機能によっていくつかのタイプに分かれており、自社の運用フェーズや分析目的に応じて適切に選ぶことが重要です。
SNS分析ツールの3つの分類
SNS分析ツールは大きく3種類に分けられます。この分類を理解しておくと、ツール選定の判断が格段にシンプルになります。

図1:SNS分析ツールの3分類(データソース・代表ツール・主な用途)
SNS分析ツールと一口に言っても目的によって役割は異なり、大きく分けると3種類に分類されます。
- 自社アカウントの運用状況を分析するツール
- SNS上の口コミやトレンドを調査するツール
- データを収集・補完するツール
ツールごとに得意分野が異なるため、目的に応じて使い分けることが重要です。ここでは、それぞれの特徴について解説します。
① アカウント分析系
アカウント分析系ツールは、自社のSNSアカウントの運用状況を分析するためのツールです。フォロワー数の推移や投稿ごとのエンゲージメント、インプレッションなどのデータをまとめて確認できるため、SNS運用のKPI管理に役立ちます。
例えば、どの投稿が多くの反応を得ているのか、フォロワーが増えたタイミングはいつなのかを分析することで、効果的な投稿内容や投稿タイミングを把握できます。SNSマーケティングにおいて、日々の運用改善を行うための基本的な分析ツールとして活用されるケースが多い分類です。
向いている人:自社のInstagramやXを毎日運用しており、「どの投稿が伸びたか」「フォロワーが増えた理由は何か」を効果測定したい担当者。
② 口コミ・市場調査系(ソーシャルリスニング)
口コミ・市場調査系ツールは、SNS上でユーザーが発信している情報を収集し、ブランドの評判やトレンドを把握するためのツールです。特定のキーワードやハッシュタグ、ブランド名の言及などを検索し、SNS上の口コミを分析できます。
例えば、自社ブランドの評判を調査したり、特定の商品に関するユーザーの反応を確認したりする際に活用されます。また、競合ブランドに関する口コミや、SNS上で話題になっているトレンドを調査する用途でも利用されます。SNSマーケティングだけでなく、市場調査や商品開発の参考データとして使われることもあるツールです。
向いている人:マーケティング・PR部門で、自社製品への評判変化や競合ブランドの動向を把握したい担当者。
③ データ収集・補完系
データ収集・補完系ツールは、既存のSNS分析ツールでは取得できないデータを補完するために利用されるツールです。SNS公式の分析機能や一般的な分析ツールでは取得できるデータに制限があるため、必要なデータを追加で収集する目的で利用されます。
例えば、次のような場面で必要になることがあります。
- 競合アカウントの投稿履歴を、過去にさかのぼって一括取得したい
- 特定ハッシュタグの投稿データが、保存期間の制限で消えてしまう
- TikTokの投稿やコメントをCSV形式でまとめてエクスポートしたい
このようなケースでは、SNSページから必要な情報を収集できるデータ収集ツール(スクレイピングツール)を活用することで対応できます。
例えば、データ収集ツールの一つであるOctoparseでは、SNSデータ取得用のテンプレートが用意されており、ノーコードでも投稿データやコメントなどを収集できます。プログラミングの知識がなくてもデータ収集を行えるため、SNSマーケティングの分析用途でも活用されています。
また、無料プランも用意されているため、初心者でも試しやすい点も特徴です。
向いている人:既存のSNS管理ツールで「このデータが取れない」と感じているマーケター・データアナリスト。
競合サイト・EC・地図・SNS の情報を、Excel・CSV・Google Sheets にそのまま出力。
クリック操作だけで、価格・レビュー・店舗情報など必要な項目を自動抽出。
Google Maps・食べログ・Amazon・メルカリ向けテンプレートで、すぐに取得開始。
大量取得や定期実行でも止まりにくく、競合監視を継続できます。
毎日・毎週のデータ取得をクラウドで自動実行し、更新を見逃しません。
世界 600 万人以上が利用し、主要レビューサイトで高評価を獲得。
SNS分析ツールを選ぶポイント
SNS分析ツールは多くの種類があり、機能や料金体系もツールごとに大きく異なります。そのため、導入を検討する際は「無料版と有料版の違い」と「自社の目的に合っているか」の2つを基準に選ぶことが重要です。
特にSNSマーケティングでは、運用のKPIを確認したいのか、市場調査を行いたいのか、競合分析を深く行いたいのかによって適したツールが変わります。ここでは、SNS分析ツールを選ぶ際に押さえておきたいポイントを解説します。
無料版・有料版の違い
SNS分析ツールには無料版と有料版があり、利用できる機能に大きな違いがあります。無料版は基本的な指標の確認に適していますが、分析できるデータ量や機能には制限があることが一般的です。一方、有料版では競合比較や詳細レポート作成など、より高度な分析機能が利用できます。
| 種類 | 主な特徴 |
| 無料版 | フォロワー数やエンゲージメントなど基本指標の確認が中心。データ保存期間が短い場合が多い。 |
| 有料版 | 競合アカウントとの比較分析、詳細レポート作成、複数アカウントの管理など高度な分析機能が利用できる。 |
目的別の選び方
SNS分析ツールは、分析したい内容によって適した種類が異なります。目的に合ったツールを選ぶことで、必要なデータを効率的に取得できます。
例えば、自社アカウントの運用状況を改善したい場合は、フォロワー数やエンゲージメントを分析できるアカウント分析系ツールが適しています。
SNS上のトレンドやユーザーの口コミを調査したい場合は、口コミ・市場調査系ツールが役立ちます。
また、競合アカウントの投稿データを詳しく分析したい場合や、SNSツールでは取得できないデータを収集したい場合には、データ収集・補完系ツールの活用が有効です。
有料プランが必要になるタイミング
次の3つのいずれかに当てはまったら、有料プランへの移行を検討する目安です。
- 競合の詳細データを定期的に取りたくなった
- 複数のSNSを横断したKPIレポートをチームで共有したい
- 特定ハッシュタグや口コミを継続的にモニタリングしたい
プログラミングなしでWebデータを収集できるノーコードツールを活用すれば、SNS公式APIの制約を受けず、必要なデータを柔軟に取得できます。
おすすめSNS分析ツール11選 比較表
実際に触った経験をもとに、分類・機能・料金・ユーザー適性の4軸で11ツールを整理しました。
| ツール名 | 分類 | 対応SNS | 主な機能 | 料金(目安) | おすすめの人 |
| Hootsuite | アカウント分析系 | Instagram / X / Facebook / TikTok / YouTube / LinkedIn / Threads / Pinterest 他 | ・エンゲージメント・リーチ・フォロワー推移の分析・ソーシャルリスニング(Talkwalker統合)・AIによるキャプション生成・最適投稿時間の提案・全アカウントのDM・コメント一元管理 | 無料プランなしStandard $99/月〜(年払い)30日間トライアルあり | 複数SNSをまとめて管理したい中〜大規模チーム。投稿・分析・エンゲージメント対応をワンストップで完結させたい企業や担当者 |
| Sprout Social | アカウント分析系 | Instagram / X / Facebook / TikTok / YouTube / LinkedIn / Threads / Pinterest 他 | ・投稿・プロフィール・キャンペーン別の詳細レポート・AIによるセンチメント分析・最適送信時間推奨・ソーシャルリスニング(有料アドオン)・Salesforce / Zendeskとの統合 | 無料プランなしStandard $199/席/月〜(年払い)30日間トライアルあり | CRM・ヘルプデスク連携が必須の中〜大企業。エンタープライズレベルの分析・カスタマーケア統合を必要とする組織 |
| SINIS for Instagram | アカウント分析系 | Instagram(Meta公式API利用) | ・フォロワー推移・エンゲージメント率・投稿別パフォーマンスの可視化・競合アカウントのベンチマーク分析・ハッシュタグ分析・ファンユーザー検出・リール分析・AI分析・Excel/PPT形式の自動レポート生成(有料) | LITEプラン:無料STARTER:¥10,000/月(税別)PROFESSIONAL:¥50,000/月 | Instagramに注力する日本の企業・ブランド担当者。完全日本語対応で初心者から大企業まで幅広く対応 |
| Iconosquare | アカウント分析系 | Instagram / X / Facebook / TikTok / YouTube / LinkedIn / Threads / Pinterest 他 | ・100以上の指標でエンゲージメント・リーチ・コンテンツ分析(Reels・Stories対応)・業界ベンチマーク比較・競合トラッキング・AIキャプション生成・最適投稿時間提案・ホワイトラベルPDF/XLSレポート自動生成 | Freeプラン:あり(2プロフィール、月10投稿)Launch €33/月〜(年払い) | 本格分析は必要だがHootsuiteやSprout Socialは高すぎると感じるSMB・フリーランスのSNS担当者 |
| Brandwatch | 口コミ・市場調査系 | X / Instagram / Facebook / TikTok / YouTube / LinkedIn他 | ・AI「Iris」による1兆件超のデータからセンチメント・トピック検出・危機アラート・TikTok Creator Marketplace連携のインフルエンサー管理・競合分析・カスタムダッシュボード・SNS投稿管理・統合インボックス | 無料プランなし(デモのみ)推定 約$800/月〜年間契約が基本 | Forbes 100の半数が採用。グローバル展開する大企業や大規模なソーシャルリスニング・消費者インサイトが必要な組織 |
| Meltwater | 口コミ・市場調査系 | X / Instagram / Facebook / TikTok / YouTube / LinkedIn / Threads 他 | ・毎日約10億件のコンテンツをモニタリング・AIアシスタント「Mira」によるブランドメンション追跡・危機検知・GenAI Lens:LLMでのブランド言及追跡(2025年末追加)・メディア×SNSを横断した統合ダッシュボード | 無料プランなし(デモのみ)推定 約$500/月〜中央値 約$25,000/年 | PR・広報チームでニュースとSNSの両方を横断モニタリングしたい中〜大企業。27,000社以上のグローバル顧客 |
| Social Searcher | 口コミ・市場調査系 | X / Instagram / Facebook / TikTok / YouTube / Telegram / LinkedIn(7プラットフォーム) | ・ログイン不要でキーワード・ハッシュタグを複数SNSでリアルタイム横断検索・42言語対応のセンチメント自動分析・新規メンションのメール通知・有料プランでCSVエクスポート・API連携 | 無料プラン:あり(1日100検索、登録不要)Basic €3.49/月〜 | 予算が限られているが基本的なソーシャルリスニングを始めたい個人・スタートアップ・中小企業 |
| Yahoo!リアルタイム検索 | 口コミ・市場調査系 | X(Twitter)のみ | ・Xの公開投稿をリアルタイムキーワード検索(Xアカウント不要)・いま話題のキーワードランキング(ジャンル別)・感情推移グラフ(24時間・7日間・30日間)・生成AIによるバズまとめ機能(2025年9月追加) | 完全無料登録不要・アプリ版も無料(iOS/Android) | X上の日本語トレンドを即座に把握したいマーケター・広報担当者。炎上監視・テレビ実況モニタリングにも有用 |
| Apify | データ収集・補完系 | Instagram / X / TikTok / YouTube / Facebook / LinkedIn / Threads 他 | ・20,000以上のプリビルドスクレイパーをノーコードで即利用・クラウドで24時間稼働、プロキシ管理・スケジューリング自動化・MCP対応でAIエージェント・LangChain等へ直接データ投入・Zapier・Make・Google Sheetsなど20以上の外部サービスと連携 | Freeプラン:あり($5/月クレジット付き)Starter $29/月〜 | SNSデータを大量収集してBIツールやAIワークフローへ投入したいデータアナリスト・エンジニア。ノーコードActorで非エンジニアも利用可 |
| PhantomBuster | データ収集・補完系 | LinkedIn /Instagram / X / Facebook / YouTube / Google Maps 他 | ・150以上のPhantom(自動化スクリプト)をノーコードで5分以内に起動・Phantomのチェーンでマルチステップワークフロー構築・AIによるパーソナライズドメッセージ生成・HubSpot・Salesforce・Zapierとのネイティブ統合 | 無料プランなし(14日間トライアルあり)Start $69/月(年払い$56/月)〜 | LinkedIn起点のリード獲得・アウトバウンド営業を自動化したい営業チーム・SDR/BDR。採用担当者の候補者抽出にも対応 |
| Octoparse | データ収集・補完系 | Instagram / X / Facebook / TikTok / YouTube / Google Maps 他 | ・ポイント&クリックのGUIでコーディング不要のスクレイピングワークフロー設計・469以上の無料プリビルドテンプレートで即収集開始・24時間クラウド抽出・スケジュール自動実行・IPローテーション・CAPTCHAバイパス・Excel・CSV・JSON・Google Sheets・DBへ多形式エクスポート | 無料プラン:あり(最大10タスク)Standard $99/月(年払い$83/月)〜 | コード不要でSNS・Webデータを定期収集したい非エンジニアのマーケター・リサーチャー。GUIの操作性が最も高く、600万ユーザー以上が利用 |
各ツールのレビュー
SNS分析ツールは種類が多く、「結局どれを使えばいいの?」と迷いがちです。そこで、実際に各ツールを触ってみた経験をもとに、分類別のおすすめをピックアップしました。
アカウント分析系
SINIS for Instagram
- 特徴: Instagramの運用分析に特化した国産ツール。実際に使ってみたら、フォロワーの増減推移や投稿ごとのエンゲージメント率がグラフで一目でわかり、「どの投稿が伸びたか」を把握するのに非常に便利でした。
競合アカウントのデータも確認できるため、自社との差分分析にも役立ちます。UIが日本語で完結しているのも、日々の業務で使う際の大きな安心感です。
- 料金: 無料のLITEプランあり。本格的な競合分析やレポート自動生成が必要な場合はSTARTERプラン(¥10,000/月)から。
- おすすめの人: Instagram運用に注力している日本の企業・ブランド担当者。まずは無料プランで使い勝手を確かめてから、必要に応じてアップグレードするのがおすすめです。
Iconosquare
- 特徴: Instagram・TikTok・X(旧Twitter)など8プラットフォームをまとめて分析できるツールです。実際に触ってみると、100以上の指標が揃っているにもかかわらず、ダッシュボードの視認性が高く、初めてでも迷わず使えました。業界ベンチマークとの比較機能は、自社のパフォーマンスを客観視するのに特に重宝します。複数SNSを横断的に管理したい方に向いています。
- 料金: 無料プランあり(2プロフィール・月10投稿まで)。Launchプランは€33/月(年払い)から。
- おすすめの人: 複数SNSを掛け持ちしているSNS担当者や、クライアントに定期レポートを提出したい広告代理店・Web制作会社の担当者。
口コミ・市場調査系
Yahoo!リアルタイム検索
- 特徴: X(旧Twitter)上のリアルタイム投稿を、アカウント登録なしで無料検索できる日本語ツールです。実際に使ってみたら、ブランド名や競合名を入力するだけで「今どんな声が上がっているか」が瞬時にわかり、炎上の兆候をいち早くキャッチできました。2025年9月には生成AIによる「バズまとめ」機能も追加され、トレンドの全体像を短時間で把握できるようになっています。
- 料金: 完全無料。
- おすすめの人: コストをかけずにX上の口コミやトレンドを監視したい方。ツール導入のハードルが最も低く、今すぐ試せます。
Social Searcher
- 特徴: X・Instagram・TikTok・YouTubeなど7つのSNSをまたいで、キーワードやハッシュタグを横断検索できるツールです。実際に使ってみたら、センチメント分析(ポジティブ・ネガティブの自動判定)が42言語対応しており、日本語のメンションもしっかり分類されていた点には驚きました。無料プランでも1日100回の検索が可能で、気軽に始められます。
- 料金: 無料プランあり(1日100検索・登録不要)。有料プランはBasic €3.49/月から。
- おすすめの人: X以外のSNSも含めてブランドの評判を一括モニタリングしたい方。予算をかけずにソーシャルリスニングを始めたい方にも最適です。
データ収集・補完系:Octoparseで「取れないデータ」を取る
ノーコードWebスクレイピングツール「Octoparse」は、SNSデータの補完収集にも実用的に使えます。他のソーシャルメディア分析ツールと根本的に違うのは、SNS公式APIの制約を受けない点です。
公式APIでは取得できないデータ——競合アカウントの過去投稿履歴、特定ハッシュタグの大量収集、TikTokのコメント全文エクスポートなど——が、コードなしのGUI操作で実現できます。
具体的な使い方 3パターン

図3:Octoparseを使ったSNSデータ収集の3パターン(X・YouTube・TikTok)
X(旧Twitter):ハッシュタグ投稿の大量収集
過去ツイートや数千件単位のデータを一括取得したい場合に有効です。XのポストをスクレイピングしてCSV形式で保存する手順を参考に、検索キーワードを指定するだけで投稿テキスト・日時・エンゲージメント数を構造化データとして取得できます。
YouTube:競合チャンネルの動画データを定期収集
競合チャンネルの動画タイトル・再生回数・高評価数・公開日を自動収集し、週次・月次の推移データとして蓄積できます。YouTubeデータ分析で見るべき指標と競合比較の方法と組み合わせることで、コンテンツ戦略の見直しに使えるデータセットが手元に揃います。
TikTok:バズ動画のコメントをCSVで分析
バズった動画のコメント欄を丸ごと収集してCSVに出力し、AIツールと組み合わせてセンチメント分析や頻出ワードの抽出を行うワークフローを構築できます。TikTokコメントの自動収集と分析の具体的な手順では、パズル認証の回避策を含む詳細な設定方法を確認できます。
OctoparseにはSNS向けのプリビルドテンプレートが300種類以上用意されており、無料プランでは最大10タスクまで試せます。

画像:X(Twitter)スクレイパー テンプレートを使ったデータ抽出イメージ
Octoparseの特徴
① アカウント分析系ツールとの組み合わせで分析が深まる
Octoparseで収集した生データは、SINISやIconosquareなどのアカウント分析ツールでは取得しにくい「競合の詳細データ」や「特定ハッシュタグ周辺の声」を補完してくれます。さらに、収集データをChatGPTなどのAIに読み込ませることで、トレンドの要約や改善提案を自動生成するといった活用も可能です。
②無料プランから始められる
Octoparseは無料プランで最大10タスクまで試すことができ、クレジットカード登録なしで利用開始できます。「スクレイピングって難しそう」と感じている方も、ポイント&クリックのGUI操作だけで収集まで完結するため、ぜひ一度試してみてください。
競合サイト・EC・地図・SNS の情報を、Excel・CSV・Google Sheets にそのまま出力。
クリック操作だけで、価格・レビュー・店舗情報など必要な項目を自動抽出。
Google Maps・食べログ・Amazon・メルカリ向けテンプレートで、すぐに取得開始。
大量取得や定期実行でも止まりにくく、競合監視を継続できます。
毎日・毎週のデータ取得をクラウドで自動実行し、更新を見逃しません。
世界 600 万人以上が利用し、主要レビューサイトで高評価を獲得。
SNS分析ツールの組み合わせ方
実務では単一ツールより、複数を組み合わせることでカバー範囲が広がります。

図4:目的別ツール選定フロー
パターン1:Instagram集中運用の中小企業
SINIS for Instagram(KPI管理)+ Yahoo!リアルタイム検索(ブランド言及モニタリング)。初期コストゼロで始められる構成です。
パターン2:複数SNSを横断するマーケティングチーム
Iconosquare(アカウント分析)+ Social Searcher(ソーシャルリスニング)+ Octoparse(競合データの補完)。月額コストを抑えながら広いカバー範囲を確保できます。
パターン3:競合のSNS戦略を徹底分析したいリサーチャー
Octoparseでデータ収集 → Excel/Google Sheetsで集計 → ChatGPTでインサイト抽出。競合他社の動向を自動分析するこのワークフローは、従来1日かかっていた調査作業を大幅に短縮できます。
まとめ:ツール選びの判断軸
SNS分析ツールを選ぶ際の判断軸はシンプルです。
- 自社アカウントのKPI管理が目的 → アカウント分析系(SINIS・Iconosquare)
- ブランドの評判・トレンド把握が目的 → 口コミ・市場調査系(Social Searcher・Yahoo!リアルタイム検索)
- 既存ツールでは取れないデータを補完したい → データ収集補完系(Octoparse)
無料で始めたい場合は、Yahoo!リアルタイム検索とOctoparseの無料プランの組み合わせが、コストゼロで最も広いカバー範囲を確保できる構成です。データ収集スキルをビジネスや副業に活かす方法まで視野を広げると、SNS分析以外でも応用が効きます。
FAQ(よくある質問)
Q. 無料で使えるSNS分析ツールはありますか?
はい、複数あります。Yahoo!リアルタイム検索は登録なし・完全無料でX上の口コミを検索できます。Iconosquareは2プロフィールまで無料、Social Searcherは1日100検索まで登録不要で使えます。Octoparseは最大10タスクまで無料(クレジットカード不要)でSNSデータ収集を試せます。まず「何のデータが欲しいか」を明確にしてから選ぶと失敗しません。
Q. 無料ツールと有料ツールの機能差は大きいですか?
基本的なKPI確認なら無料で十分ですが、競合との比較・詳細レポート・長期データ保存は有料プランが必要なケースがほとんどです。Octoparseのようなデータ収集ツールは、無料プランでも競合の公開データが取得できる点が他の無料ツールと異なります。
Q. 複数のSNSを一括で分析できるツールはありますか?
複数のSNSを横断して分析したい場合も、Octoparseを活用する方法があります。
一般的なSNS分析ツールでは、対応しているSNSが限られていたり、取得できるデータがSNSのAPI仕様に依存している場合があります。一方、OctoparseはWebページからデータを収集する仕組みのため、InstagramやTikTok、X(旧Twitter)など、公開されているSNSページのデータを取得してまとめて管理することが可能です。
取得したデータはCSVやExcel形式でエクスポートできるため、複数のSNSデータをまとめて整理・分析する際にも活用できます。複数SNSのデータを横断的に扱いたい場合には、こうしたデータ収集ツールを組み合わせる方法も有効です。
Q. 競合アカウントのデータを取得したい場合はどうすればよいですか?
アカウント分析系の多くは自社アカウントの分析が中心で、競合の詳細データは基本指標に限られます。競合の投稿履歴・コメント・エンゲージメント推移を詳しく分析したい場合は、SNSデータを合法的に収集する際の注意点と手順を確認した上で、Octoparseを活用するのが有効です。競合分析向けテンプレートも用意されており、ノーコードで始められます。
Q. SNS分析ツールの導入コストを抑えるにはどうすればいいですか?
まずYahoo!リアルタイム検索(無料)とSocial Searcher(無料枠あり)でソーシャルリスニングの基礎を試し、データ収集が必要になったらOctoparseの無料プランから始めるのが、低コストで機能カバー範囲を広げる方法です。本格的なアカウント分析が必要になった段階でSINIS for InstagramやIconosquareの有料プランを段階的に検討するのが実用的です。
競合サイト・EC・地図・SNS の情報を、Excel・CSV・Google Sheets にそのまま出力。
クリック操作だけで、価格・レビュー・店舗情報など必要な項目を自動抽出。
Google Maps・食べログ・Amazon・メルカリ向けテンプレートで、すぐに取得開始。
大量取得や定期実行でも止まりにくく、競合監視を継続できます。
毎日・毎週のデータ取得をクラウドで自動実行し、更新を見逃しません。
世界 600 万人以上が利用し、主要レビューサイトで高評価を獲得。



