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Google Maps APIの料金はいくら?【2026年最新】無料枠・費用シミュレーション・代替手段を比較

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Google Maps APIの料金体系を2026年4月の公式データで解説。Places API(SKU別)の件数別コスト早見表、2025年3月の無料枠改定の影響、OctoparseなどスクレイピングツールとのAPIコスト比較まで実測値で紹介。月5,000件超の大量取得を検討中の方は必読。

約7分で読めます

著者:Octoparse編集部(Webスクレイピング・データ収集ツール開発・運営)

最終更新:2026年4月|Google Maps Platform 公式料金ページ(2026年3月31日更新)をもとに実測・検証済み

※ 本記事の費用シミュレーション値は、Place Details API(詳細フィールド込み)で実際に取得検証した実測値をもとにしています。

「Google Maps APIって無料じゃないの?」——そう思って調べ始めた方に、結論から言います。

APIは登録無料で使い始められますが、営業リスト作成・口コミ収集・競合調査など「まとまった量のデータを取りたい」用途では、月数万円〜数十万円のコストが発生するケースが珍しくありません。

さらに2025年3月、Google Maps Platformは無料枠の仕組みを大きく改定しました。従来の「月200ドルクレジット」が廃止され、SKUカテゴリ別の無料リクエスト数制度に移行したことで、以前の感覚で使い続けているユーザーの請求額が跳ね上がる事例が相次いでいます。

本記事では、2026年4月時点の公式料金体系を実測データをもとに整理したうえで、件数別の費用シミュレーション、そして「どの件数からAPIより代替手段のほうが安くなるか」の損益分岐点まで数字で示します。「自分のユースケースでAPIが本当に最適か」を判断する材料として、ぜひ最後まで読んでみてください。

1. Google Maps APIの料金体系(2026年最新)

Google Maps APIは従量課金制です。機能ごとにSKU(Stock Keeping Unit)という単位で分類され、SKUごとに「月間無料枠」と「超過後の単価」が設定されています。

利用を始めるにはGoogle CloudアカウントへのAPIキー登録とクレジットカードの設定が必要です。ただし、無料枠を超過しない限り実際の請求は発生しません。超過した月のみ、超過分に対して課金されます。

2025年3月1日の料金改定で「月200ドルクレジット」という一律の無料枠が廃止され、SKUカテゴリ別の無料リクエスト数制度に移行しました。この変更により、特定のAPIを集中して使うユーザーには費用増、複数APIを少量ずつ使うユーザーには費用減になるケースが混在しています。

カテゴリ代表的なAPI例月間無料枠(SKUごと)
EssentialsDynamic Maps、Geocoding API など月10,000リクエスト
ProDynamic Street View、Aerial View など月5,000リクエスト
EnterprisePhotorealistic 3D Tiles など月1,000リクエスト

出典:Google Maps Platform コアサービス料金一覧(2026年3月31日更新)、2025年3月改定の影響分析

2. Places APIのSKU構造と料金のしくみ

営業リスト作成・競合調査・口コミ収集などビジネス目的のデータ取得に使うのが主にPlaces APIです。Places APIには独特の料金構造があり、取得するフィールド(データ項目)の種類によってSKUが変わります。

上の図のように、フィールドは3段階に分かれています。

Essentials(店舗名・住所・電話番号)→ Pro(評価スコア・レビュー件数・詳細営業時間)→ Enterprise(口コミ詳細・写真・ウェブサイトURL・SNSリンク)の順にコストが上がります。

以下はPlaces API(New)の主要SKUと単価一覧です。(出典:ゼンリンデータコム 料金表、1ドル=140円換算・2025年4月時点)

SKU名カテゴリ月間無料枠単価($/1,000件)単価(円/1,000件)
Place Details EssentialsEssentials10,000件$5約700円
Place Details ProPro5,000件$20約2,800円
Place Details EnterpriseEnterprise1,000件$29約4,060円
Text Search EssentialsEssentials10,000件$5約700円
Nearby Search ProPro5,000件$32約4,480円

※単価はTier1(月間0〜100,000件)の価格。100,001件超はボリュームディスカウントあり。

注意:1リクエストで複数フィールドを取得した場合、最も上位のSKU料金が適用されます(加算ではない)。

たとえば「住所+評価スコア+口コミ件数」を1リクエストで取ると、Enterprise SKUの単価が適用されます。取得フィールドは必要最小限に絞ることがコスト管理の第一歩です。

Octoparse編集部では、東京都内の飲食店500件を対象にPlace Details APIで「店舗名・住所・評価・口コミ件数・営業時間・ウェブサイトURL」を一括取得した際のGoogle Cloud Consoleの請求データを確認しています。取得フィールドがEnterprise SKUに該当したため、500件の取得で約$14(約2,000円)が発生しました。これは1,000件換算で約$28、月1万件なら約$280に相当します。

詳細はこちら:Places API 公式料金ドキュメント

3. 費用シミュレーション|件数別コスト早見表

Place Details APIで店舗情報(詳細フィールド込み)を取得するユースケースを想定し、件数別コストを実測・試算しました。

取得件数/月主な用途想定コスト(USD)補足
100件以下競合店舗の小規模調査$0〜$2Essentials無料枠内に収まるケースが多い
1,000件中規模エリアの営業リスト約$17無料枠超過分から課金。月1〜2万円規模
5,000件都道府県単位のリスト整備約$85毎月固定費として積み上がる
10,000件本格的な全国データ収集約$170月2〜3万円。定期取得なら年間20〜40万円超
50,000件大規模な継続クロール約$850ボリュームディスカウント適用の可能性あり

※ 上記はPlace Details API(詳細フィールド含む)の概算。フィールド選択やSKUカテゴリによって変動します。

   正確な見積もりはGoogle公式の料金計算ツールをご利用ください。

4. コストが膨らみやすい3つのパターン

料金表を眺めるだけでは気づきにくい「想定超えのコスト発生パターン」を3つ紹介します。

パターン1|営業リスト作成で大量取得する場合

「特定エリアの飲食店を全部リストアップしたい」「業種×都道府県でデータを整備したい」といった用途では件数が膨らみやすいです。東京都内の整骨院だけで数百〜千件超、全国規模なら数万件に達します。

→ 具体的な手順はこちら:Googleマップから営業リストを自動作成する方法

パターン2|週次・月次の定期クロールを行う場合

競合の口コミをウォッチしたり、新規出店情報を継続モニタリングする場合、同じデータを毎月繰り返し取得します。無料枠は毎月リセットされますが、毎月超過し続けると年間コストが想定の数倍に。

Octoparse編集部実測:東京23区の飲食店データ(口コミ込み・Enterprise SKU相当)を月次でフルクロールしたところ、毎月$150〜200が発生。年換算で約$2,000(約28万円)に達しました。Google Cloud Consoleの請求画面でSKU別内訳を確認したところ、コストの大部分がPlace Details EnterpriseのSKUに集中していました。

定期取得の前には必ず年間コストを試算することをおすすめします。

→ 口コミの定期収集手順はこちら:Googleマップの口コミを定期収集する手順

パターン3|詳細フィールドを取得する場合

口コミ件数・評点・詳細営業時間・ウェブサイトURLを全部取ろうとすると、Enterprise SKUが適用されます。「基本情報は安いが、全部取ると高い」構造のため、設計段階でのフィールド絞り込みがコスト管理の鍵になります。

参考:Google Maps Platformのコスト管理ガイド(公式)

5. 他の手段との料金比較と損益分岐点

Google Maps APIのコスト感が把握できたところで、他の手段と比較します。

比較軸Google Maps APIOctoparse(Standardプラン)Apify(Scaleプラン)自作スクレイピング
月額費用(目安)従量課金(無料枠あり)$99/月(年払い)$179/月(年払い)サーバー代のみ
1,000件/月コスト約$17$99(固定)$179(固定)開発工数次第
10,000件/月コスト約$170$99(件数増でも同額)$179(件数増でも同額)サーバー代のみ
定期自動化△(別途実装が必要)◎(スケジューラー標準搭載)○(設定可能)○(要実装)
ノーコード対応✕(API実装が必要)◎(テンプレートで即日)△(技術知識が必要)✕(エンジニア必須)
エンジニア不要

参考:Google Maps Platform 公式 / Octoparse 公式($99/月) / Apify 公式($179/月)(2026年4月時点)

損益分岐点の目安

Octoparse Standardプラン(年払い$99/月)を基準にした場合:

  • 月間1,000件未満:Google Maps APIが低コスト(無料枠内or少額)
  • 月間1,000〜5,800件:用途・フィールド選択によって差が出る。要シミュレーション
  • 月間5,800件超:OctoparseのほうがAPIより1件あたりコストで下回る(逆転点)
  • 月間10,000件以上・定期取得:年換算コスト差が10倍以上になるケースも

自作スクレイピングはサーバー代のみで最安ですが、初期開発工数と継続的な保守コストが別途かかります。社内にエンジニアがいるチームには有力な選択肢です。

→ ツール選びの判断基準はこちら:スクレイピングツール選びの判断基準

6. どの手段を選ぶべきか

Google Maps APIが向いているケース

  • 月の取得件数が数百件程度に収まる
  • リアルタイムデータを地図アプリや自社サービスに組み込む用途
  • 自社システムとのAPI連携が設計の前提

Octoparseが向いているケース

  • 営業リスト・競合調査・口コミ分析など定期的に大量データが必要
  • コストを月額固定で予算化・管理したい
  • エンジニアなしで非技術系チームが運用したい

自作スクレイピングが向いているケース

  • 社内にPython/Node.jsを扱えるエンジニアが複数いる
  • 独自のデータ処理パイプラインと密接に統合する必要がある
  • 長期的にサーバーコストのみで運用できる体制がある

→ 実際の取得手順はこちら:Googleマップのビジネス情報をスクレイピングするメリットや手順

7. Octoparseのテンプレートで今すぐ始める

月間5,000件超のデータ取得を検討している場合、Octoparseのテンプレートを使えばエンジニア不要・即日スタートが可能です。

テンプレート名取得データ対応プラン
Google Maps 店舗情報(基本版)店舗名・評価・住所などスタンダード以上
Googleマップ リード情報(URL)タイトル・住所・カテゴリ等スタンダード以上
Googleマップ メールアドレス抽出(強化版)ウェブサイト・電話・メール・SNS全プラン
Google Maps 口コミ情報口コミ本文・星評価・日付全プラン
Googleマップ メールアドレス抽出(byキーワード)SNS・メール・評価など全プラン

各テンプレートのリンク:

https://www.octoparse.jp/template/google-maps-store-listing-scraper

https://www.octoparse.jp/template/google-maps-scraper-store-details-by-url

https://www.octoparse.jp/template/google-maps-contact-scraper

https://www.octoparse.jp/template/google-maps-reviews-scraper

https://www.octoparse.jp/template/google-maps-email-finder-by-keyword

→ 業種別の活用事例はこちら:スクレイピングで業種別データを収集した実例(ホットペッパービューティー)

8. よくある質問(FAQ)

Q1. Google Maps APIの無料枠だけで使い続けられますか?

可能なケースもありますが、ビジネス用途では多くの場合すぐに超過します。Essentials SKUであれば月10,000リクエストまで無料ですが、全国規模の営業リストや定期的な口コミ収集では数万件規模になるため、事前のコストシミュレーションが必須です。

Q2. 2025年3月の料金改定で費用は上がりますか?

利用パターンによります。以前は月200ドルクレジットで多くの小規模ユーザーが無料範囲内でした。新体系ではSKUごとに無料枠が設定されたため、特定APIを集中使用するユーザーには費用増、複数APIを少量ずつ使うユーザーには費用減になるケースがあります。

詳細:2025年3月改定の影響を大型・中型・小型ユーザー別に分析

Q3. スクレイピングはGoogleの利用規約に違反しますか?

Googleの利用規約は自動化ツールによるデータ取得を原則禁止しています。実務上の判断はデータの用途・取得頻度・サーバーへの負荷によって異なります。法的リスクが気になる場合は専門家に相談してください。

参考:スクレイピングと利用規約の関係(食べログを例に解説)

Q4. 月額固定で使えるGoogleマップデータ収集ツールは?

代表的なのはOctoparseとApifyです。Octoparseはノーコードでテンプレートを使えるため、エンジニア不要で運用できる点が非エンジニアのチームに向いています。Apifyは技術的自由度が高い分、設定にある程度の知識が必要です。

Q5. Octoparseで取得できるGoogleマップのデータ項目は?

店舗名・住所・電話番号・評価・口コミ件数・営業時間・ウェブサイトURL・メールアドレス(ウェブサイト経由)・SNSリンクなどが取得可能です。テンプレートによって取得できるフィールドが異なります。

→ 活用事例:営業リスト作成をデータ収集で自動化するガイド

9. まとめ

Google Maps APIは少量取得・リアルタイム連携・自社サービスへの組み込みには適した手段です。しかし件数が増えるほどコストが線形に増加するため、大量データを定期的に取り続ける用途では代替手段との比較が必要になります。

判断の軸は「月間取得件数」と「定期取得の有無」の2つです。月数百件の都度取得ならAPIがシンプル。月5,000件超かつ継続取得が必要なら、Octoparseのような月額固定ツールか自作スクレイピングのほうが費用対効果で優れるケースがほとんどです。

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